プロセス技術
2020年入社
ものづくりを支える一人になる
責任感とやりがい
現在担当している業務の内容を教えてください
SAWデバイス製造のプロセス技術開発を担当しています。主な業務は、前工程を対象とした品質や生産性の改善です。
SAWデバイスの製造プロセスは、目では見えないようなマイクロスケール・ナノスケールの変動が製品の品質に大きく影響します。そのため、高精度の製造プロセスを実現することはもちろんですが、それらを安定して効率よく製造できるようにしなければなりません。
品質と生産性を高いレベルで両立させるため、製造工程に新しい加工技術・装置を取り入れたり、日々製造される製品の品質データを分析し最適な条件を導いたりするなどの業務に取り組んでいます。
製品の品質に大きく関わっているという責任感と同時に、会社のものづくりを支える一人になれているという実感もあり、やりがいを強く感じます。
仕事の成功談を教えてください
入社してから2年目のときに、生産能力増強のために新規導入する装置の立ち上げを担当することになりました。
装置立ち上げに携わることは何度かありましたが、その際は先輩の補佐が主だったため、自らが主体となって業務に取り組むことは初めてでした。
装置の立ち上げには、新しい装置による製品の出来栄えを確認するだけではなく、量産工程に適用するための運用方法の作成、作業担当者への指導など、環境の整備も必要になります。
何をしなければならいないのか・どのようなスケジュールで進めるのか・他部署と協力して進めなければならないことは何か、OJTリーダーに指導していただきながら業務を進め、設備立ち上げを計画通りに達成することができました。
スケジュールを事前に立てて計画的に業務を進めること、部署間の壁を越え連携を意識して業務に取り組む大切さを学ぶことができたと感じています。
当社に入社を決めた理由は何ですか
大学では機械系の学部で半導体技術を応用した微細加工による構造体を開発する研究に取り組んでいました。その過程で半導体技術を用いたものづくりに興味を持ちました。
社会人として働くことを考えたとき、ものづくりに携わりたいという思いが強くありました。
この会社を知ったきっかけは研究室の勉強会として青梅本社のクリーンルームを見学させていただいたことでした。実際にクリーンルームに入って製造現場を紹介していただき、世界に送り出される製品が作られていく様子に魅了されました。
クリーンルームのほかにも社員の方々が働いているフロアを見学することができ、そこでは部署と部署を行き交いして会話・議論をする多くの方々が目に入り、非常にオープンな雰囲気を感じ取りました。
ものづくりの第一線に立てること、会社・社員の雰囲気に惹かれ、入社を志望するに至りました。
学生へのメッセージ（こんな人に入社してほしい、就活のアドバイス など）
失敗を恐れずに仕事に取り組める姿勢が大切になると考えています。
普段の業務でつまずくことがあったとき、何がいけなかったのか・どうすれば次は上手くいくのか、周囲からアドバイスを貰いながらも最後は自分自身で考え抜くことで、一人前の社員として歩を進めることができると思っています。
私もOJTリーダーや上司から「失敗してもいいから、そこから学びを得て自身の成長につなげてほしい」といった内容のアドバイスを何度もいただきました。
入社したてのときは分からないことが多く、自ら動くことを躊躇うことが多々あるかと思います。
新入社員をサポートする環境は万全に整っていますので、失敗を恐れずに仕事に取り組んでもらえたらと思います。
